2014年度 第2回 資格更新研修会
研修テーマ
発達障害のある子どもの理解と支援
-「熱心な無理解者」にならないために-
-「熱心な無理解者」にならないために-
研修趣旨
臨床発達心理士東京支部では、これまでも「発達障害児への支援」をテーマに資格更新研修を企画してきました。私たち、臨床発達心理士(教員、学校に関わる心理士)は、診断されているいないにかかわらず、自閉症スペクトラム障害(以下、ASD)児などの支援を必要としている子どもたちにたくさん出会います。しかし残念ながら、臨床発達心理士を含めた専門家といわれる人たちでも、ASD児などの発達障害についての理解が不十分なために、誤った評価をしたり、子どもの特性に合わない指導や対応をしていることがあり、「熱心な無理解者」になってしまう場合があります。
そこで、今年度第2回目の資格更新研修では、田中康雄先生と片岡聡氏をお招きし、田中康雄先生からは専門医の立場から、片岡聡氏からは自閉症スペクトラム障害(ASD)者当事者の立場から、発達障害児への理解と支援について臨床発達心理士に理解してほしいこと、期待することなどをご講演いただきます。さらに研修会後半は、田中康雄先生、片岡聡氏、両氏による対談とディスカッションを予定しております。
今回の研修が臨床発達心理士会員のみなさまの発達障害についての理解に役立つものになり、支援に携わる際の力量を高める機会となることを願っております。
みなさまのふるってのご参加をお待ちしております。
研修会日時・会場
日時 | 平成26年 11月9日(日) 10:00 ~ 13:00 |
---|---|
場所 | フクラシア浜松町 会議室B+C (港区浜松町1-22-5 浜松町センタービル6階) |
- JR「浜松町駅」北口(東京モノレール「浜松町駅」中央口から1階へ)から、 線路下の横断歩道を渡って線路沿いに東京駅方向へ徒歩2分
- 都営浅草線・大江戸線「大門駅」、B1出口をでて、左へ線路沿いに徒歩2分
- 浜松町センタービルにはいったら、エレベーターで6階においでください。
- WEBサイト(アクセス)
http://www.fukuracia-hamamatsucho.jp/access/
研修内容
田中康雄先生からは専門医の立場から、片岡聡氏からは自閉症スペクトラム障害(ASD)者当事者の立場から、発達障害児への理解と支援について臨床発達心理士に理解してほしいこと、期待することなどをご講演いただく。
講師紹介
田中 康雄(こころとそだちのクリニック むすびめ 院長)
1958年 栃木県生まれ。児童精神科医師。臨床心理士。獨協医科大学医学部卒業後、旭川医科大学精神科神経科医員、助手、外来医長などを経て、北海道立緑が丘病院医長、国立精神・神経センター精神保健研究所児童期精神保健研究室長、北海道大学大学院教育学研究院教授を経て、2012年5月から現職。
片岡 聡(NPO法人リトルプロフェッサーズ 代表)
1966年 新潟県生まれ、東京大学薬学部卒、博士(臨床薬学)。製薬会社研究開発部門、大学助教などを経てASDの生き辛さによるニ次障害で職場を退職。2013年4月、ASD児の学習・余暇支援、身体的困難研究のためのNPO法人「リトルプロフェッサーズ」を設立。
参加申し込み
定員 | 130名 |
---|---|
参加費 | 東京支部の方:1,000円 他支部の方:2,000円 |
研修区分 | A区分研修 1ポイント |
受講条件 |
|
申込み方法 | 会場の定員が決まっておりますので、予約申し込みとさせていただきます。 |
申込み締切 | 定員に達したため、受付を終了しました。 なお、キャンセル待ち、当日受付は予定しておりません。 |
お問合せ | メールでのお問合せは下記をクリックください。(東京支部事務局あて) |
諸注意
- IDカード、資格更新研修会参加記録ノートを必ずご持参ください。お忘れの場合、研修ポイントは発行できません。
- 10分以上の遅刻者、早退者にはポイントが交付されません。
- 資格更新研修会参加記録ノート貼りつけ用紙は、会場でお渡しします。事前にご記入いただく必要はございません。
- 会費納入の確認として、振替振込受領書を記録ノートの後ろに添付していただけると助かります。