日本臨床発達心理士会 東京支部ホームページ
支部からのお知らせ【詳細】

2023年度第2回資格更新研修会のお知らせ(2023年 10月29日開催)

研修会趣旨

今回は、特別支援学校で重症心身障害児や知的障害児の教育に25年間携わり、その後2008年4月から15年間東京福祉大学で保育士や社会福祉士・特別支援学校教員の育成を行ってきた立松英子先生をお招きしました。

立松先生は、太田ステージ研究会や障害児基礎教育研究会でも中心的な役割を担っており、2023年4月から、全国療育相談センターで心理職として自閉スペクトラム症を中心とした障害のある子どもの療育や保護者相談を行っています。

以下は、立松先生からいただいた研修要旨です。

児童発達支援や放課後等デイサービス事業所の増加により、療育の裾野は著しく広がっている。その対象は年齢、障害種、認知や言語理解の発達水準、それらの不均衡さにおいて多様であり、同じ場所で同じ風景を見ていても、個々の発達水準が異なれば心に響くものも異なっている。

「子どもの立場に立つ」ことは、「子どものわかり方をわかる」ことなしには成立しない。心に響くコミュニケーションのためには、大人とは異なる個々の「わかり方をわかる」視点が必要になる。特に言語交流が難しい場合は、意思決定支援、すなわち、「理解できる形での情報提供」や「言葉に限らず様々な形で表出される意思を汲み取る」ことについて、専門的な知識の必要性が高い。本講義では、現場の直接支援者を念頭に、太田ステージの評価法や事例検討等の演習を含み、子どもの行動から認知発達やその不均衡さを読み取り、適切なコミュニケーション手段の選択や環境設定、行動障害の予防につなげる方法を、実践的に整理し、共有したい。

研修会概要

テーマ 療育現場における太田ステージの意義と活用~コミュニケーションや行動との関連で~
講師 立松英子氏(心身障害児福祉財団全国療育相談センター)
開催日時 2023年 10月29日(日) 13:30~16:40
会場 エッサム神田 2号館 4階大会議室(2-401)

【千代田区内神田 3-24-5】

定員 100名(先着順)
参加費

正会員:1,000円

非会員(臨床発達心理士):6,000円

ポイント数 1ポイント(申請中)

スケジュール

13:15~13:30 受付
13:30~15:00 講義
15:00~15:10 休憩
15:10~16:40 講義・演習

研修会資料

参加者向けの資料公開ページは終了しました

参加申込み

申込受付期間

東京支部正会員 :9月1日(金) 11時 ~ 9月30日(土)

他支部正会員・非会員(臨床発達心理士):9月15日(金) 13時 ~ 9月30日(土)

※9月15日(金)10時~13時までメンテナンスのため受付が一時休止となります。

※先着順、定員になり次第締め切ります。キャンセル待ちの受付は予定していません。

※お支払いはクレジット決済またはコンビニ決済となります。

申込み方法

今年度から、JACDP 一般社団法人日本臨床発達心理士会HPからの申込みとなりました。

研修会案内および申込みフォームは下記ページとなります。

お問合せ

お問合せはメールにてお願いします。下記をクリックください。(東京支部事務局あて)