日本臨床発達心理士会 東京・山梨支部
求人・外部研修会等のお知らせ【詳細】

2024年夏のセミナー案内(発達協会主催)

2024年07月05日
【掲載担当者】公益社団法人 発達協会:廣田朱

公益社団法人発達協会が主催する、発達障害・知的障害のある子の指導・支援に役立つ研修会です。
現場でニーズの高いテーマについて、実践経験の豊富な講師陣がわかりやすくお伝えします。

セミナー

「不器用」への理解と支援

(2024年7月25日・26日)

内容

粗大運動、手指・道具の操作、視覚認知といった各領域からの支援について。
幼いからできないのか、不器用だからなのか?あるいは、診断名がつくほどの状態なのか? その見極めとともに支援の実際を学びます。粗大運動や、微細運動と言われる手指の使い方、道具の扱いなど、生活や遊びの中でどのように育てていけばよいか。ボディイメージと見る力との関係や、学習する上での配慮についても、見通しを持って支援ができることをめざします。

  • 「不器用さ」のメカニズム―DCD診断のポイントを中心に
    加久翔太朗(医療法人 聖育会 clinic WIZ のぼりと・ゆうえん小児科/聖マリアンナ医科大学)
  • 手指操作の発達とその支援
    松本政悦(横浜市北部地域療育センター)
  • 遊びや生活の中での育て方の実際
    松本政悦(横浜市北部地域療育センター)
  • 視機能と視覚認知が関与する学習のつまずき
    簗田明教(視覚発達支援センター)
  • 発達障害・知的障害のある子の道具の操作を支援する-学齢期を中心に
    平田正吾(東京学芸大学)
  • 不器用な子への運動指導
    村上祐介(順天堂大学)
お申込み peatixからお願いいたします。

https://2024s3hattatsu.peatix.com/view

「行動の問題」の見方と対応の実際~多面的な理解とアプローチ~

(2024年7月27日・28日)

内容

行動の問題だけではなく、その前後の状況や子ども自身の特性にも配慮し、普段からの予防策も。
興奮しすぎたり、攻撃的になったり、不安を感じやすい子もいます。指導・支援者はどのように考えて接すればよいのか、悩みが尽きないのが「行動の問題」です。このセミナーでは、医学でできることもお伝えした上で、子どもの環境や状況、捉え方を整理し、支援計画の立案から支援の実際を講義。解決のためのコツや、予防的な対応についても解説。2日目は応用行動分析(ABA)による支援について事例検討も行い、更に理解を深めます。

  • 「行動の問題」への医学的な対応-幼児~学童期のかんしゃくやパニック、ゲーム依存への対応など
    作田亮一(獨協医科大学埼玉医療センター子どものこころ診療センター)
  • チームアプローチによる行動問題への対応
    林大輔(たくと大府)
  • ものごとの捉え方への支援-園や教室でできるアプローチの実際
    土屋さとみ(アース・キッズ株式会社 発達障害療育研究所)
  • 応用行動分析(ABA)による発達支援と「行動の問題」の解決の基礎
    山本淳一(慶応義塾大学/東京都立大学)
  • 「行動の問題」の解決の実際1
    山本淳一(慶応義塾大学/東京都立大学)
  • 「行動の問題」の解決の実際2
    山本淳一(慶応義塾大学/東京都立大学)
お申込み peatixからお願いいたします。

https://2024s5hattatsu.peatix.com/view

子どもと関わる先生のための家族支援講座

(2024年8月4日・5日)

内容

家族への働きかけは大きな課題です。
子どもの成長・発達に大きな影響を与える「家族」。家族の変化や家庭での取り組みが、子どもの成長・発達に良い影響を与える場合も多いもの。しかし、保護者との関係、つきあいに悩んだことのない人はいないでしょう。世代・時代の差か、価値観の変化なのか? 社会が変わっていく中で、家族の抱える問題とは何か。障害を受容することを改めて学び、機能不全の家族やきょうだいへの配慮も含め、家族全体を見ながら支援する視点について。

  • 「家族を支える」-障害受容への理解を深める
    広瀬宏之(横須賀市療育相談センター)
  • 保護者相談の心得
    竹森亜美(星美学園短期大学)
  • ペアレント・トレーニングの実際
    石井礼花(国立精神・神経医療研究センター)
  • 機能不全家族の子どもの行動異常とその支援-虐待ケースへの対応を含めて
    横山浩之(福島県立医科大学ふくしま子ども・女性医療支援センター)
  • 障害のある子のきょうだいへの支援を考える
    吉川かおり(明星大学)
  • 対応の難しい保護者とのコミュニケーション
    田中里実(東京都立大学)
お申込み peatixからお願いいたします。

https://2024s6hattatsu.peatix.com/view

ADS(自閉スペクトラム症)の子の理解と支援の実際

(2024年8月6日・7日)

内容

ひとことで「ASD」と言っても、その特性の表れ方は様々です。
このセミナーでは、ASDについての基本的な知識や支援の考え方を整理した上で、行動や感覚、認知、コミュニケーションなど、様々な角度からその特性と支援について学びます。友達と一緒に遊べない、自分のやり方を変えられない、変化に対応できない……。そんなお子さんと関わる支援者の皆さんに「きみはそんな風に思っていたんだね」というヒントを見つけてもらうためのセミナーです。ASDの基本的な知識を整理したい方が対象です。

  • ASDとは―特徴と診断
    本田真美(みくりキッズくりにっく/あのねコドモくりにっく)
  • ASDの子の特性と支援の基本
    井上雅彦(鳥取大学)
  • 行動の問題へのアプローチの実際
    井上雅彦(鳥取大学)
  • ASDの子の感覚の問題
    和田真(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
  • ASDの子の認知特性
    大島郁葉(千葉大学子どものこころの発達教育研究センター)
  • ASDの子のコミュニケーション
    原哲也(児童発達支援事業所WAKUWAKUすたじお)
お申込み peatixからお願いいたします。

https://2024s8hattatsu.peatix.com/view

会場・お申込み方法 等(各セミナー共通)

会場

東京ファッションタウン(TFT)ビル東館 9階研修室

東京ビッグサイト駅(ゆりかもめ)徒歩1分/国際展示場駅(りんかい線)徒歩5分

スケジュール

受付9:30~

第1講10:15~11:45

第2講13:00~14:30

第3講14:50~16:20

料金

一般:15,400円(税込) 正会員・賛助会員:13,860円(税込)

※2日間の受講料

対象 発達障害・知的障害のある子・人への指導・支援に携わる専門職や教員の方を中心にしています。
お問い合わせ

お問い合わせは発達協会まで。電話またはpeatixにてお願いします。

電話:03-3903-3800

参考WEBサイト

<Peatix:発達協会 総合ページ>

https://peatix.com/group/11688302

<発達協会ホームページ>

https://www.hattatsu.or.jp/

問合せ電話番号 03-3903-3800
問合せメール
担当窓口 廣田朱