日本臨床発達心理士会 東京・山梨支部
研修報告【レポート】

2019年度 第2回 特別支援教育ネットワーク研修会(2020年1月19日開催)の報告

日程 2020年1月19日(日)  14:00~17:00
会場 東京都立中野特別支援学校 つつじ館(別棟)
参加人数 15名
テーマ インシデントプロセス法を使った事例検討会
講師 宇賀神 るり子(調布市子ども発達センター)
事例提供者 勝村 孝子

特別支援教育に携わる者にとって、関係機関と連携して幼児・児童・生徒の支援策を検討することは重要なことです。今回は、支援会議等で、幼児・児童・生徒の支援に活かせる情報を得るために必要なことは何か、ということを「インシデントプロセス法」を使って研修しました。

与えられた情報だけでなく、支援者自ら支援に有効な情報を得るために必要な視点は何かということを学ぶとともに、心理職、教員等の立場の違う支援者・関係機関がどのように連携して支援にあたるか、の実際について事例を通して学ぶ場になりました。アンケートに記入のあった「研修会で得られたもの」としては、内容、講師の話に関することの他、「チームで考えていくことの大切さ」「他の方の話が聞けたこと」などがありました。

今回初めて「事例提供できる方」を参加要件に加え、その中から事例提供者を依頼して実践的な研修を行いました。