日本臨床発達心理士会 東京・山梨支部
研修報告【レポート】

2024年度 第1回 資格更新研修会(2024年5月19日開催)の報告

日時 2024年5月19日(日)13:00~16:30
会場 国立新美術館 講堂
テーマ 文化芸術の鑑賞を通じた発達支援
講師

鈴木 忠氏(白百合女子大学教授)

一條 彰子氏(国立アートリサーチセンター・ラーニンググループ・グループリーダー)

原 泉氏(国立アートリサーチセンター・ラーニンググループ・研究員)

参加人数 88名

今回の研修会は「文化芸術の鑑賞を通じた発達支援」というテーマで,白百合女子大学の鈴木忠先生と国立アートリサーチセンター・ラーニンググループの一條彰子先生と原泉先生に,ご講義や討議・ワークショップを通じ文化芸術活動,とりわけ鑑賞教育における指導や支援方法を教えて頂きました。

まず「人はどのように学ぶのか:個人内多様性に注目して」といった題目で鈴木先生に外界・物体と個人内の絵の世界・概念が様々な関係でつながっていることを多くの例と共にお示し頂きました。さらに「鑑賞がひきだす学びの力―アートカードと対話鑑賞体験」といった題目で一條先生と原先生に実際にアートカードや一枚の絵との向き合い方を講義や対話鑑賞を含む体験を通じ教えて頂きました。また発達障害がある方とその家族に向けた美術館案内もご紹介いただきました。最後に講師先生方に要点をまとめて頂き,受講者の皆さんと共に振り返りの時間を持ちました。アンケートでも,受講者の皆様から楽しさや新鮮さについての感想の他,ご自身の学びや体験を指導や支援の場に広げていきたいなどの感想を多く頂きました。

なお本テーマ開催にあたっては,国立新美術館様よりも美術団体以外への講堂の会場利用を許可くださり,貴重な機会を頂きました。