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研修報告【レポート】

2016年度 第2回 子育て発達支援ネットワーク研修会(2017年1月15日)の報告

日程 2017年1月15日(日)  13:00~16:00
会場 東京未来大学 福祉保育専門学校・こどもみらい園
参加人数 69名
テーマ 環境との相互作用と子どもの育ち ~感覚統合の視点から~
講師
  • 酒井 康年 先生(うめだ・あけぼの学園)

今回の研修では、作業療法士酒井康年先生に、「感覚統合の視点からの子ども理解 子ども支援」についてお話しをいただきました。参加希望者が多く、早々に申込者79人があり、1月6日に締切、当日69人の参加がありました。会場は地の利もよく、研修会場として使いやすかったです。先生は感覚統合の概論から、実際の支援の様子を紹介する資料、VTRまで、わかりやすい言葉と映像でご紹介くださいました。「感覚統合による障害と内的欲求」のお話、最後には「感覚統合理論は子どもを理解するために使います」「大人がお手伝いしたいこと、大人が提供できるもの」を、子ども側に立って、支援者ができることを具体的にお話しくださいました。参加者のアンケートの感想は大変好評で、臨床発達心理士が「感覚統合」についての学びの機会を求めていたことがわかりました。今回の講義を通じて理解がすすみ、学びを生かしていきたいといった感想が多かったです。