2014年度 第2回 特別支援教育ネットワーク研修会
テーマ
企画主旨
特別支援教育にかかわる会員同士の情報交換とネットワークづくりをめざして、2008年度から研修会を実施しています。「授業づくり、学級経営」「校内支援、地域支援」「学校コンサルテーション」「校内委員会への支援」など、日々の取り組みについて参加者同士の情報交換ができ、参加者をメンバーとするメーリングリストも発足しました。
特別支援教育に携わる者として、心理検査の読み取りやそれに基づいた支援計画の作成、及び具体的な支援方法についての学びは欠かせません。そこで、今回は事例検討会の中で、WISC-Ⅳの解釈を実際の検査器具を取り扱いながら理解することと心理検査の解釈の個別指導計画への取り入れ方を理解することを中心に企画しました。
現在、特別支援教育コーディネーターをされている教員はもちろん、今後コーディネーター的役割を担っていく教員、巡回相談に携わっている心理職の方の参加をお待ちしております。
なお、受講に際しては、特定の目的をもつネットワークのための研修であるため、下記の受講条件を満たす方のみのお申し込みをお願いいたします。
受講条件
- 日本臨床発達心理士有資格者、東京支部会員
(他支部の方は、ご参加いただけません) - 今年度分までの会費(全国士会・支部会費のいずれも)を納めていること
- 教員の方
- 学校において巡回相談に携わっている方
※ 1.2. は必須条件です。3. 4.は、いずれかを満たしていること。
日程とプログラム
開催日時 | 2014年 9月7日(日) 14:00~17:00 | |
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プログラム | 「インシデントプロセス法を使った事例検討会」 講師:調布市子ども発達センター 宇賀神るり子先生 講師:両国発達支援センター 松村裕美先生 |
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13:30~ | 受付 | |
14:00~14:10 | インシデントプロセス法について | |
14:10~14:30 | 事例について(松村先生) | |
14:30~15:30 | グループワーク(WISC-Ⅳの下位検査を確認しながら) | |
15:30~15:40 | 休憩 | |
15:40~16:50 | 指導・講評(宇賀神先生・松村先生) | |
16:50~17:00 | 事務連絡 |
特別支援教育に携わる者にとって、児童・生徒の実態把握に関する知識と経験は、その後の支援計画を作成する上で重要な意味をもつ。特に、発達障害をもつ児童・生徒を理解する際には、行動観察に加えて、心理検査による客観的データをいかに読み取るかという事も重要である。しかし、心理職として日々検査に係わっている場合を除き、学校現場では実際に検査を実施する機会は少ない。今回は、このような状況を鑑み、中学生の事例を取り上げ、WISC-Ⅳの検査用具を実際に使って検査結果の解釈を深めながら、更に個別指導計画への取り入れ方を学ぶ機会としていきたいと考えた。
研修会 会場
- 東京メトロ丸の内線 方南町駅2番出口 下車 徒歩7分
- 新宿駅西口バスターミナル17番
京王バス宿33永福町行き「栄橋」下車すぐ
募集要項
募集人数 | 30名 (申し込み多数の場合は選考させていただきます。) |
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申込み方法 | 本サイト内、下記ページよりエントリーしてください。 備考欄に「WISC-Ⅳ検査を取った件数」を書いてください。 WISC-Ⅳ検査を取ったことがない方は、普段WISC-Ⅳ検査結果を見る機会があるかどうか、その旨を書いてください。 ※申込み受付は終了しました。 |
お問合せ | メールでのお問合せは下記をクリックください。(東京支部事務局あて) |
その他 | 研修会までに、以下の参考文献に目を通しておいてください。 「WISC-Ⅳ知能検査テクニカルレポート1~4」 (「日本文化科学社 ホームページ」から閲覧可 ⇒ 該当ページはこちら) |
受講費 他
- 参加費は500円いただきます。
- 演習の際に、WISC-Ⅳ記録用紙が必要になります。お持ちの方はご持参ください。 尚、ない方には実費でお分けします。
資格更新ポイント
当日の注意
- IDカード、資格更新研修会参加記録ノート(以下、記録ノート)を必ずご持参下さい。
お忘れになった場合は、受講できません。 - 会費納入の確認として、振替払込受領書を記録ノートの後ろに添付してください。
- 事前に、記録ノートに必要事項をご記入いただいた上で、受付を行って下さい。
- 記録ノートは、研修会終了後にお返しいたします。
- 遅刻者、早退者には、ポイントが交付されません。