日本臨床発達心理士会 東京・山梨支部
研修報告【レポート】

2014年度 第2回 資格更新研修会(2014年11月9日)の報告

日程 2014年 11月9日(日)  10:00~13:00
会場 フクラシア浜松町 会議室B+C
参加人数 109名
テーマ 発達障害のある子どもの理解と支援   
-「熱心な無理解者」にならないために-
講師
  • 田中 康雄(こころとそだちのクリニック むすびめ 院長)
  • 片岡 聡(NPO法人 リトルプロフェッサーズ 代表)

臨床発達心理士は、診断されているいないにかかわらず、自閉症スペクトラム障害(以下、ASD)児などの支援を必要としている子どもたちにたくさん出会う。しかしながら、臨床発達心理士を含めた専門家といわれる人たちでも、ASD児などの発達障害についての理解が不十分なために、誤った評価をしたり、子どもの特性に合わない指導や対応をしていることがあり、「熱心な無理解者」になってしまう場合があると言われている。

今回の資格更新研修では、「発達障害のある子どもの理解と支援-「熱心な無理解者」にならないために-」をテーマに田中康雄先生からは専門医の立場から、片岡聡氏からはASD者当事者の立場から、発達障害児への理解と支援について臨床発達心理士に理解してほしいこと、期待することなどをご講演いただいた。


後半は、両講師の先生にお互いの講演を聞いての感想や質問を出していただき、参加者からの質問に回答をいただきながらディスカッションしていただいた。